宮崎県小林市にある霧島六社権現「霧島岑神社」です。同じ六社権現の「狭野神社」を小林市街の方に向かって10分ほど北上すると赤の鳥居がみえてきます。
神仏習合の時代には六社権現の中でも「霧島中央権現」と称して別当寺に「大日如来」を安置してあった。六社権現の中心的な神社だったようです。この神社も他の六社と同じく、活火山「霧島山」の度重なる噴火の影響で遷座も数回にわたったようです。明治にはいってから夷守神社との合祀の世論がたかまって二社が合祀され現在に至る。社名は「霧島岑神社」ですが現在地は旧夷守神社跡地であります。社域も広く鎮守の杜が広がり霧島の神社らしい。
「平成の大造営」(2005〜6)により本殿も新しくなり無垢の木肌がきれいな拝殿に変りました。崇敬者多く六社権現のご利益多大です。
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