「霧島六社権現」の一社『霧島東神社』です。

宮崎県西諸県郡高原町にある、「霧島六社権現」のひとつです。 国道223からかなり山手にはいったところにある。 主祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊ほか十六柱。 楼門の神紋は大日輪宝であり「六社権現」らしくこちらも仏教色豊かだ。 御神官も作務衣を着て坊主頭のひともいた。 入口には「お不動さん」を御祭したお堂があったり、参道途中に「錫杖院墓地址」があり別当寺も存在したようです。

『霧島東神社』は六社権現の中でも特に仏教色の強い神社に思える。 参道途中にある祓所は何となく「護摩壇」のような感じもあるし、神紋も「大日輪宝」だったり、楼閣などのたたずまいも非常にその印象をうける。同じ六社権現の東霧島神社ともまた違った感じである。 御神体はやはり「御池」でしょうか? 山上から見る「御池」は神秘的です。



御神門手前の鳥居です。もう少しです。

 狭野神社の御神木「狭野杉」樹齢400年です。 上は御神門です。 下は整然と清掃された御社殿前の砂利道です。

 拝殿です。御社殿はとても清潔感があり厳粛な感じがあります。
やはり、宮崎神宮のお社に似ています。

 『霧島六社権現』の1つであるが他のお社に見られる神仏習合色がないこの中においては珍しい神社だと思います。御祭神や宮崎神宮の別宮であるからか?

 お社自体そう新しいものでもないのですが清掃が行き届いているのかこの神社はいつ来ても整然としてきれいです。犯してはならない聖域です。参拝して気持ちよくなる神社の1つです。